30代のコンプレックス研究所

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【子育てお父さん必見】子どもを伸ばす父親、ダメにする父親(書評・レビュー)

今回は高濱正伸【著】「子どもを伸ばす父親、ダメにする父親」を紹介させて頂きます。

 

 

子どもを伸ばす父親、ダメにする父親

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本書冒頭、ひきこもりや家庭内暴力を起こしてしまっている子どもたちに、ある共通点があると著者は語ります。

それは「子どもが父親と遊んだ経験が少ない」こと。

そういった状態になってしまっている子どもの父親が「子どもとの遊び方が分からない」と言っていること。

子どもたちが「メシが食える」大人になる為には「父と子の遊び」が重要ではないか、

そこから本書は始まっていきます。

 

著者紹介

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著者の高濱正伸氏は東京大学大学院卒業後、花まる学習会を代表として運営。

花まる学習会では小学校低学年向けに「作文」「読書」「思考力」「野外体験」に

主眼を置いた学習を行っている。

教育モットーは「自分で『メシが食える』大人を育てたい。もっと子どもたちに活力を与えたい。

未来の子ども達に豊かな可能性を残したい」

父親の存在の大きさを感じさせる

子どもと海

子どもは基準を求める生き物です。その身近な基準が父親です。

強い父親、憧れの父親という意識を与えることで、自分もそう成らなければと基準を定めます。

本気で働くかっこいい姿、本気で何かに取り組む姿勢などを見せることは父親の役割と言えるでしょう。

 

「イクメン」は父親の本質では無い?

イクメン

近年、男性も積極的に子育てを手伝う人が増えています。

料理をしたり、洗濯をしたり、送り迎えをしたり・・・・・。

母親を手伝うこと自体はもちろん良いことです。

しかし父親が母親化しては本質を失います。家に母親は二人必要ありません。

父親には父親にしかできないことがあります、それが「子どもとの遊び」です。

 

 父親と遊ぶ効用

父親と勉強

  • 「論理力」
  • 社会との関わり方
  • 大局観

 子どもと父親が遊びながら、これらを養うことができるのが父親です。

本書では具体的に家の中、ご近所、街、森、川、海での父親との遊び型が豊富に紹介されています。

 

母親を幸せにする

母親を幸せにする

父親が子どもと遊ぶことは、子どもの為だけではありません。

子どもと父親が遊ぶ姿は母親にとって、とても幸せな光景です。

母親の精神的安定は家庭の安定に繋がります。

ハーバード大学の研究では母親との暖かい関係が、こどもの将来の年収の高さと関連しているとの報告があります。

母親を幸せにすること、これは世界の中で父親にしかできない役割です。

母親を幸せにすることが、結果的に子どもの健やかな成長に繋がります。

 

まとめ

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本書で語られている父親の役割

  • 憧れられる父親像を与える
  • 母親とは違う子育ての役割がある
  • 子どもとの遊びが重要
  • 母親を幸せにする

今回は本書から子育てにおける父親論を抜き出して紹介させて頂きました。

本書では具体的なお子さんとの遊び方が豊富に紹介されています。

お子さんとの遊び方が分からない、いつもただの引率者になってしまっている方

是非とも本書を手に取ってみてください。

 

※お子さんの運動神経UPに関心のある方、以前にこんな記事も書きました。

www.hayahiro-fx.com

 

皆様の子育てのお役に立てれば幸いです。

ではまた!!